暖かくなりましたね。
スポーツなど、アクティブな活動も増えることと思います。
注意してても起きてしまう怪我ですが、足首のねんざは比較的多い怪我だと思
います。
早期にアイシング、固定は必須です。
例えば、軽い捻挫で、それほど痛みは激しくなくても、前距腓靭帯等、足首の安定性、運
動の方向性を担う靱帯に微細な断裂が発生し、靱帯の保持力が下がった状態ですので、炎
症が収まるまで固定せずにいると靱帯が伸びてしまい、再度、捻挫しやすい状態になって
しまいます。
また、靱帯だけでなく、大きく足首を捻じった時に起きる損傷ですので、腓骨筋の損傷も
みられます。
脛骨(すねの骨)と腓骨筋の付着部である、腓骨の位置関係の変位(ずれ)も生じる事が
多いです。
経絡が痛みの緩和に有効なこともあります。
固定、運動療法のみではなく、このような全体を踏まえた治療が大事だと考えま
す。
足首は最終的に全体重がかかる大事な関節ですので、治療が遅れてしまうと、足首の疲れ
やすさ・運動後の痛み・再捻挫など...が残ってしまいます。
また、このようような症状でお悩みの方も、治療により改善しますので、ご相談くださ
い。
患者さん一人一人、損傷具合、損傷の強い場所、不具合の起きている関節周囲の状態
は違います。
幅広く適切な治療を行っていきますので、怪我してしまったら、早めに
ご来院ください。